「リンネ、お疲れ様。
これからはふたりで男尊女卑のない世の中を築いていこう。

本当は結婚式を挙げてからと思っていたけど、我慢できない…
今夜リンネをもらいに行くから」

エリックはリンネの唇にキスをするとリンネの部屋を後にした。

エリックと入れ替わりで入ってきたメグによってリンネは湯あみをして香りが豊かな香油がつけられた。

この後何が待っているのか気づいていたリンネは頬を赤らめていた。

「リンネ様、おきれいです」

メグはリンネに一言告げると、リンネの部屋を出て行った。