また来世、夜に目覚めたら

 「それが、よくわからないのよね~、でも透子ちゃんのご要望らしいから行ってあげて。場所はT病院。地図書いとくから早速明日よろしくね」
 頬に手を当てて、私が言う暇もないような早口でまくしたてた。
 私はますます気になった。
 友達でも何でもない、ただの知り合いの私。その私を彼女はどうして呼ぶのか。
 気になるなら本人に直接聞けばいいということなのだが、私はそれが何故か嫌でとにかく行ってすぐ帰ってこようと決めた。