ピンク色の道(第2章)

恋愛(ピュア)

ジンエール/著
ピンク色の道(第2章)
作品番号
1554311
最終更新
2019/04/16
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
ピンク色の道(第2章)





突然の 言葉
頭の中を駆け巡る

時間が

ゆっくり
ゆっくり
流れていくよ


身体が熱くて
不思議な感覚が 私を襲う
なんだろう? これは何?
頭の中に霧が現れ 突然消えた


私の前には 彼がいる



私は ......


恋を した.....


駅のアナウンスが流れ
電車から降りてきた 人々の波が押し寄せ
出口へと
誘導するかの様に
背中を 押す

改札口を通り
駅の外へ出ると

彼が 近づき
今度は
はっきりとした声で


「すいません....突然に...
こんな事は 初めてで
でも 言わなきゃ
伝えなきゃ ダメなんだって
思ったから


一目惚れです



本当 いきなりで
本当 笑っちゃいますよね」


息を呑み
ただ 立ってることしか できなかった

彼は背中を 向けた


彼の背丈より 大きく伸びた 影が
私の体に 少し触れてて

その影が
愛おしく
そして 可愛くて たまらない
思わず 頬が緩んだ


空を 見つめる彼

今にも吸い込まれそうな

青空に

風が 桜の花びらを運んでくる

彼の背中に 問うように
「よかったら 少し歩きませんか?」

振り向きながら


「はい」

両手で持ってた バッグを
片手に持ち替えて

歩き出した


バッグに付けてる
ハートのキーホルダー

ゆらゆら ゆらゆら
揺れている



End
あらすじ
ぼくは告白した
彼女の気持ちは!彼女はどう思い どうするのか?

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