あかいろのしずく

こんなおじさんが来て得するようなことはないでしょう。毎年男の子の親御さんは無理に来なくてもいいと言ってくれますし。


けれど、僕に行かない選択肢はありませんでした。



情が移るからでしょうか。良心の呵責に苦しめられるのです。
まるで自分が殺したような気分になるのです。


それが体調に直接関係するかと言われれば微妙ですが、いつもよりも調子が落ちるのは確かでした。





まあ、落ち込まない方がどうかとは多少思います。

けれど、それをずっと引きずっているのも釈然としないのです。