あかいろのしずく

片手にはくしゃくしゃになったチラシが握られていました。ズボンのポケットから財布がはみ出ていました。


すれ違う人は知らない顔ばかりです。
そして夜なのに辺りは眩しいほど明るい。


お腹が空いたので、とりあえず近くの屋台の焼きそばを買いました。



食べるところがなかったので、その通りから少し離れます。そしたら公園があったので、小さな子供たちが遊んでいる中で僕は夕食を済ませました。



その間にも、だんだん思い出してきていました。





夏祭りに誘われた次の日のカウンセリングに、純が来なかったこと。
夏祭りのチラシを純が置いて言ったこと。




自分が今、一人でそれに来ていること。