あかいろのしずく


そういうものなんじゃないんですか?
大切なパートナーがいるということは。


僕がそう言うと、純は納得がいかないと言ったように首を振りました。
そして純は反論します。




「わたしたちは今、ふたりきりですよ」




何を言うのかと思えば、そんなことでした。
それがどうしたんですか? 僕はそう尋ねます。




「年は離れています。そんでもって異性です。そういうのって、意識したら負けなんじゃないですか?」



何を言っているんだ?
というか、どうしていい年した男なんかと夏祭りに行きたいんだ。

僕はため息をつきます。



「......これはカウンセリングですよ」