それならそれで問題はあります。
相手のことを思うのはいいですが、純の気持ちは無視されてしまうのです。
「あった、これ!」
バン、と机に置かれたのは、くしゃくしゃになった広告です。
純はそれを広げて、僕に見せました。
「夏祭り、ですか......?」
大きく書かれている文字を見て読み上げると、純は笑顔でうんうんと頷いた。
それから、純は僕が予想だにしていなかったことを口にする。
「一緒に行こう!」
おそらく僕の目は点になっていることでしょう。
言葉の意味が理解できたのは良いですが、純の心情は全く理解できませんでした。
ミナトくんという彼氏がありながら、と喉のすぐそこまで出かかっていた言葉を呑み込んで、僕は「嫌です」と言いました。
相手のことを思うのはいいですが、純の気持ちは無視されてしまうのです。
「あった、これ!」
バン、と机に置かれたのは、くしゃくしゃになった広告です。
純はそれを広げて、僕に見せました。
「夏祭り、ですか......?」
大きく書かれている文字を見て読み上げると、純は笑顔でうんうんと頷いた。
それから、純は僕が予想だにしていなかったことを口にする。
「一緒に行こう!」
おそらく僕の目は点になっていることでしょう。
言葉の意味が理解できたのは良いですが、純の心情は全く理解できませんでした。
ミナトくんという彼氏がありながら、と喉のすぐそこまで出かかっていた言葉を呑み込んで、僕は「嫌です」と言いました。



