「彼氏がいる、いないで壁ができちゃうの。先生には見えてないかもしれないけどね、知らない間に優劣が決まっちゃうっていうか」
「そうなんですか?」
「うん、だから、わたし一部の女子に嫌われているんだよね」
要するに、彼氏がいると嫌われるシステムというのができているのでしょう。
もしかしたら、彼氏がいない女の子達が焦りを感じて線引きをしているのかもしれないです。
純は一年生の二学期からミナトくんと付き合い始めたと言いました。それが噂となって広がったのは三学期で、それから避けられるようになったと。
「でもね、全員が避けてたわけじゃないよ。話しかけてくれる子もいたの。周りの空気に流されてしまうまではね」



