カウンセリングは一か月に三回。
三日連続ですが、基本、三回とも来る人はいません。だから僕は、忙しかったのです。でも、それでも。純が来てくれることがなんだか奇跡のように思えました。
五月のあの日以来、純は元気でした。
六月も三日連続で来てくれました。いつからか楽しみになっていたことを知りながら、僕は僕を騙していました。
そうしてあっという間に七月になり、梅雨に入りました。
その日も純のカウンセリングを午後に控えていました。
「純さん、どうですか?」
担任の先生に言われて、僕は「元気ですよ」と答えました。担任の先生は女性でした。



