命令恋愛

「ねぇ、君。一緒にどう?」


おじさんが声をかけてきて我に返った。


そうだ、あたしの相手はこのおじさんだった。


「え~、どうしようかな」


そう言い、チヒロへ視線を向ける。


「あたしは先に行くよ」


チヒロはそう言い、あのブ男と共にゲームセンターを出て行ってしまった。


その様子を確認したあと、あたしもおじさんと2人でゲームセンターを出たのだった。