あなたの視線のその先は




「あ!!!ごめんね、本当ごめんね!違うの、泣かないで!私時岡君の事好きじゃないよ!ちょっと……今までずっと遠慮してたの?遥乃ちゃんがそんなに悩んでたなんて知らなかった。本当ごめんね。」


「え?好きじゃないの?でも凄く仲がいいよね?あ、私は見るだけで十分なの。私なんかに好かれてるなんて時岡君に迷惑だし、バレたくない。」


「……ねぇ、私たちちゃんと友達にならない?本音で語り合おうよ。色んなことをさ。恋愛だってそう、これからの進路だって家の事だって、色んなこと本音で話そうよ。遠慮が悪いことじゃないよ?でもし過ぎもダメ。もっと友達として頼ってよ!あとね、遥乃ちゃんネガティブ過ぎ!私、遥乃ちゃんが羨ましいって思う時あるんだよ?」


まさか美和ちゃんと友情関係が強くなれるなんて思ってなかった。言葉一つ一つが嬉しかった。これからは本音で話せる、そう思った。