皆は呆気に取られているけれど、実は私も友達とそのレストランに行ったことがある。
数ヵ月前にできたばかりで、世間的な認知度はまだ高くなさそうだが、若い人を中心に口コミで広がっている印象を受ける。
親友に『面白いレストランができたらしいよ!』と誘われて、行ってみたら非日常な世界観がとっても楽しかったのだ。
鬼頭さんがかなりのゲーム好きで、お気に入りの店がそこだったとは驚きだけれど、初めて話題を共有できそうでテンションが上がる。
「私も行ったことがあります。面白いお店ですよね」
「でしょ!?」
片手を挙げてさっそく話に乗っかると、鬼頭さんはバッとこちらを向いた。瞳がキラキラと輝いている。
私たち以外は静まってぽかんとしている中、冴木さんも口を開く。
「俺も行きましたよ。昔のゲームも好きなので」
「本当!? あなたの神ゲーは?」
「やっぱりスーパーオレオですね」
「同士っ!」
彼女は勢いよく腰を上げ、テーブルにさらに身を乗り出して彼の手を両手で握った。キャラが一変している……。
数ヵ月前にできたばかりで、世間的な認知度はまだ高くなさそうだが、若い人を中心に口コミで広がっている印象を受ける。
親友に『面白いレストランができたらしいよ!』と誘われて、行ってみたら非日常な世界観がとっても楽しかったのだ。
鬼頭さんがかなりのゲーム好きで、お気に入りの店がそこだったとは驚きだけれど、初めて話題を共有できそうでテンションが上がる。
「私も行ったことがあります。面白いお店ですよね」
「でしょ!?」
片手を挙げてさっそく話に乗っかると、鬼頭さんはバッとこちらを向いた。瞳がキラキラと輝いている。
私たち以外は静まってぽかんとしている中、冴木さんも口を開く。
「俺も行きましたよ。昔のゲームも好きなので」
「本当!? あなたの神ゲーは?」
「やっぱりスーパーオレオですね」
「同士っ!」
彼女は勢いよく腰を上げ、テーブルにさらに身を乗り出して彼の手を両手で握った。キャラが一変している……。



