「わかった。佐藤くん着いてきて」

彗は「美帆、何かあったら電話して」

と言い残し木山さんの後を追い部屋を

出て行った。

部屋に瀬戸さんと2人きり

「瀬戸さん、今日って何するんですか?」

「えっと…前言った点滴と…
点滴終わるまで俺とお話し。」

「あっ。はい…」

私は少しテンションが下がった。

その理由は…前の点滴が痛かったから…

「高橋さん、もしかして点滴嫌?」