そんな事を思ってボーっとしていると

「委員会終わったからさっさと帰れ〜」

と、先生の声が聞こえた。

早く帰ろう。私はすぐ教室を出て

渡り廊下を歩いた。

やっぱりこの廊下長いよね

なんて思っていると

「…帆…!美帆!」

私の名前が聞こえた。

この声…

「彗?…」

目の前に立っていたのは彗…佐藤くんだった

「美帆…」

どうして下の名前で呼ぶの?美帆って…

「彗…。っあ……佐藤くん?どうしたの」