君と半分

わざとじゃなかったし、たかがノートだと思った。


だけどケンが止めてと言ったのにおいらはやめなかった。


『ケン…ご…』


謝ろうとしたらケンはおいらを睨みつけ、背を向けて家に帰っていってしまった。


追いかける事も出来ずただ立ち尽くした。