カン太郎はいつもじい様に怒られていました。

「ここに座りなさい」


それから始まる説教はいっも同じ事の繰り返しだ。


人には優しくしよう、困っている人がいたら助けてあげよう、そして共に生きよう、共に助け合おう。


それは耳がタコになる程聞いた言葉だった。


おいらにはそんなの全然納得出来ない。