「皆さーん!差し入れです!!」
営業部の、空石恭平(そらいし きょうへい)さんが、爽やかな笑顔で差し入れを持ってきた。
「えっ、嘘〜!!ラブ・チョコチョコの新作だ!」
「さすがっ、恭平君!」
あっという間に、差し入れのチョコレートは無くなっていった。
…あ、あと一個だ!!
「「…っ…」」
社長と、手が重なる。
「すっ、すみません!」
「…なんで、謝るんだ。俺は別に良いから、お前が貰っておけ」
「…で、でも!」
私は、チョコレートを半分に折って社長に渡した。
「はっ、半分こですっ!!」
「…うまいな」
社長が満足そうな表情をする。
……良かった、社長、嬉しそう!
「……本当だ……美味しい!!」
チョコレートが、口の中で優しく溶けていく。
「……役橋……」
「はい?」
私と社長の顔の距離が近付く。
「……ひゃっ」
「口にチョコレート付いてるぞ、ほら。」
社長がティッシュをくれた。
「あ、ありがとうございますっ!」
……恥ずかしいっ、キスされるかと思った。
「役橋さん、お疲れ様です!」
「空石さん!?」
空石さんから、爽やかなオーラが漂っている。
「……チョコレート美味しかったですか?」
「はっ、はい!とても!!」
「そっか……良かったです!」
空石さんと話してると、なんだか気持ちが落ち着くな……。
「……
営業部の、空石恭平(そらいし きょうへい)さんが、爽やかな笑顔で差し入れを持ってきた。
「えっ、嘘〜!!ラブ・チョコチョコの新作だ!」
「さすがっ、恭平君!」
あっという間に、差し入れのチョコレートは無くなっていった。
…あ、あと一個だ!!
「「…っ…」」
社長と、手が重なる。
「すっ、すみません!」
「…なんで、謝るんだ。俺は別に良いから、お前が貰っておけ」
「…で、でも!」
私は、チョコレートを半分に折って社長に渡した。
「はっ、半分こですっ!!」
「…うまいな」
社長が満足そうな表情をする。
……良かった、社長、嬉しそう!
「……本当だ……美味しい!!」
チョコレートが、口の中で優しく溶けていく。
「……役橋……」
「はい?」
私と社長の顔の距離が近付く。
「……ひゃっ」
「口にチョコレート付いてるぞ、ほら。」
社長がティッシュをくれた。
「あ、ありがとうございますっ!」
……恥ずかしいっ、キスされるかと思った。
「役橋さん、お疲れ様です!」
「空石さん!?」
空石さんから、爽やかなオーラが漂っている。
「……チョコレート美味しかったですか?」
「はっ、はい!とても!!」
「そっか……良かったです!」
空石さんと話してると、なんだか気持ちが落ち着くな……。
「……

