王女にツバメ


きっとそれがいけなかった。かちり、とスイッチの入る音がどこからか聞こえた。
きょとん、とした顔から、満面の笑み。

「むーり」

最後にハートマークがつきそうなくらい可愛いお返事で。

骨がぐにゃぐにゃになりそうなくらい耳を食まれたり、色んなところを揉まれたりして、ドロドロになったところで、またキス。咥内でさえ、琉生の知らないところは無いみたいに。

「ん、あ」
「かわいい」

声が漏れるのを必死で我慢する。というか、もう耐えられない。本当にこういうの恥ずかしい。

奥を突かれる度、胸の先をきゅっと刺激される。太腿を伝うそれが自分のだと分かって更に恥ずかしくなる。