「私も手伝いますよ」
「お!真白、丁度いいところに」
「小梅ちゃん!?」
二人の会話を聞いてそう言えば驚いた様な顔をした二人。
「これ運べばいいんですよね?」
「ああ。3階の第2資料室まで頼む」
「いいの?小梅ちゃん」
そもそも資料は結構量がありとても真帆ちゃん一人で運べる量じゃない。
何回かに分ければ大丈夫だろうけどそれじゃ面倒だし。
「もちろんだよ」
そう笑えば真帆ちゃんも「ありがとう」と笑った。
「じゃあ二人とも、頼んだぞ」
「はーい」
こうして真帆ちゃんと二人で第2資料室まで向かうことになった。