きょーくんのお家にお世話になって3日が過ぎたある日、提出物を出す事を忘れていた私はそれを提出する為に職員室を訪れていた。





「よし、真白。これで大丈夫だぞ」

「よかった⋯。すみません出し忘れちゃって」

「次からは気を付けろよー?」

「はい、それじゃあ失礼します」


担当の先生に忘れていた提出物を出してその場を後にしようとした時──────、




「あれ、」



少し離れた所に真帆ちゃんを発見した。
しかも何やら担任に頼み事をされているらしく、真帆ちゃんの前には大量の資料が。



「頼んだぞ、小峰」

「はぁーい⋯」

「大変だったら何回かに分けてもいいし」



少し真帆ちゃんの方へと近づくとそんな会話が。

これは⋯あの資料を真帆ちゃんにどこかに運んで欲しいと言うことか。