「っていうか、小梅ちゃん私の事小峰さんなんて堅苦しい呼び方しないでいいよ」

「え?」

「私も小梅ちゃんって呼んでるし、真帆って呼んで欲しいな」

「えっ、いいの?」

「もちろん!友達でしょ?」



コテッと首を傾げる仕草をした小峰さんにそんな仕草も可愛いなぁ。なんて考えながらも、友達という響きに心が弾む。


高校に入って2人目の友達⋯。嬉しい。





「じゃあ真帆ちゃんって呼ばせてもらうね!」

「うん!あ、千紗ちゃんも真帆って呼んで」

「あー、うん。わかった。よろしく」



千紗も真帆ちゃんと仲良くなったみたいでこれかの高校生活がより楽しみになった瞬間だった。