きょーくんたちに別れを告げて歩き出してからは中々足が進まずに暑い中ドボドボと帰った。


手にもったアイスからはタプタプという音が聞こえる。




きょーくんが真帆ちゃんと付き合うまでは、きょーくんに告白をする勇気はなくても心の中で想っている分には自分の勝手だと思ってた。

でも、きょーくんは真帆ちゃんの彼氏。
私がきょーくんに甘えているせいで真帆ちゃんの事も傷つけた。





好きでいることすら、心の中で想っていることすらイケナイ事の様な気がしたんだ。