未完成のラブレター。 【完】



その日を境に私と山野くんの距離はグッと縮まった。

距離といっても変な意味ではなく、友達として仲良くなったということ。


よく話すようになったし今ではクラスの男子で1番仲が良いと言ったも過言ではない程に。




「真白さん、これあげる」

「えっ、ありがとう!」


千紗と話していると山野くんが新発売と書かれたチョコのお菓子をくれた。


「これ好きそうだなって」

「うんうん、CMで見て食べたいなぁって思ってたんだ」

「そうなの?」

「甘いの好きって言ってたし、新発売のものに目ないでしょ、真白さん」

「何かその言い方気になる⋯」

「ははっ」


今日も山野くんは爽やかだ。