未完成のラブレター。 【完】



だから、ふと顔を上げたきょーくんと目が合ったのはただの偶然だと思う。


僅か5メートルに満たない距離。


近いのか遠いのか、分からない。




「⋯⋯、」




目が合った瞬間、きょーくんが何かを言おうとしたその時────────、