未完成のラブレター。 【完】




そう頭ではわかっているのに、


昨日寝る前、何度も何度もどうやってきょーくんに伝えようかと考えたのに、


いざきょーくんを目の前にすると好きって気持ちが溢れて、遠ざけるなんてしたくなくて、でも後戻りは出来なくて頭がグチャグチャになって⋯⋯⋯





「とにかくっ⋯!今までみたいな距離感とか、そういうのはダメなのっ⋯」

「⋯」

「きょーくんは大切な幼なじみだし、お兄ちゃん的な存在だけど私だってもう高校生だよ?」

「⋯、」

「周りから誤解されるのも嫌だしいちいちそれを否定するのも疲れるよっ⋯」




思ってもない言葉ばかりが口から溢れ出す。