未完成のラブレター。 【完】



勇気を振り絞って言った。

本音じゃない言葉を、私にしてはスムーズに伝えられた。


だけどきょーくんは意味がわからないという様に首を傾げながら「どういう意味?」なんて聞くものだから涙が零れそうになった。




もう、これ以上きょーくんを遠ざける言葉なんて言いたくない。

でもこれが真帆ちゃんの為なら。
きょーくんの為ならと、震える手を強く握りしめる。