翌日、すっかり熱も下がり元気になった私はいつもの様に学校の準備をする。
結局、昨日はきょーくんに言えず、電話やメールで言うのもどうかと思った私は今日きょーくんに話す事にした。
もう、一緒に登校したりするのはやめようと。
もう、小さい頃の幼なじみのままじゃダメだと。
「小梅!お弁当忘れてる!」
その事ばっかり考えていたからかテーブルの上に準備されていたお弁当をスルーして玄関に行こうとした私をお母さんが慌てて引き止める。
「あっ、忘れてた⋯」
「もうー、元からボケっとしてるけどまだ熱あるんじゃないでしょうね?」
「ボケっとって失礼なっ⋯、でも熱は朝も計った通りないから大丈夫。行ってきます!」
もしも私がボケっとしてたとしたらそれはお母さんからの遺伝かもしれないんだからね!と心の中で毒づいて家を出た。



