「で、どうする?一緒に帰る?」

「帰る!」

「ん。なら行くぞ」


そう言って歩き出したきょーくんの背中を追い掛ける。



「あ、梅、帰りどっか寄ってく?」

「えっ!いいの?」

「いいよ。どこ行く?昼飯食べてないし食べに行く?」


そう言ったきょーくんになら、と


「じゃあ駅前のカフェ行きたい!あそこ美味しいパフェあるし」


そう言えば「パフェは昼飯じゃないだろ」と言いながらもそのカフェがある方へと向かって行くきょーくんにキュンとなったのは言うまでもない。