「ずっと言えなかったけど私、小梅ちゃんに嫉妬してる」
「⋯⋯、」
「当たり前のように片山先輩の隣に立てて、片山先輩に気にかけてもらって、そんな小梅ちゃんと片山先輩を見てると苦しいの」
「っ」
「付き合ってるのに一緒に登校したりされるのも本当は嫌なの⋯」
「真帆ちゃん⋯、」
「彼女は私なのにって⋯」
「⋯」
「二人が一緒に居るのを見ると辛いっ⋯」
大きな瞳に涙を溜めながらもそれを決して零すことなく私を見据える真帆ちゃんにドキン、と心臓が音を立てた。
でもそれは恋とかそういうものではなく、真帆ちゃんの瞳に貫かれた衝撃みたいなもの。



