未完成のラブレター。 【完】



「え⋯⋯」

「片山先輩も梅ちゃんのお見舞いだよね?」

「っえっと、⋯うん」

「いつから片山先輩が居たの?」




真帆ちゃんの口から突然出たきょーくんの名前に、
迷いなんてない真っ直ぐな瞳に、わかりやすいくらいに動揺している自分がいた。




「お見舞い来たら片山先輩が出たからビックリした」

「⋯」

「ずっと二人で居たの?」

「きょーくんは⋯」

「うん」

「学校が終わって来てくれたみたい。私は寝ちゃってたから気づいたら居たって感じで⋯お母さんも買い物に行っちゃったから居てくれたんだと思う」

「そっか」