きょーくんが部屋を出てからすぐに再びドアが開いて顔を出したのは真帆ちゃん。
「小梅ちゃんっ、ごめんね突然押し掛けて⋯」
「真帆ちゃんっ、大丈夫だよ。ありがとう」
座ってと言えば真帆ちゃんは遠慮がちにベッドの横に腰掛けた。
「千紗もね、来たがってたんだけど委員会があって来れなくて私だけ来たの」
「うん⋯」
「体調は大丈夫?」
「うん、ただの風邪だし薬も飲んだからだいぶ楽になったよ」
「そっかぁ、良かった」
ふわりと微笑んだ真帆ちゃんは本当に可愛くて優しくて、私の黒さが際立つ様で思わず目を逸らした。
「あっ、そうだ!これ授業のノートコピー取ったから使って?」
「えっ!助かる!ありがとう!」
「いーえ」
真帆ちゃんがコピーしてくれたノートはわかりやすくて丁寧で字だって可愛らしかった。



