それにしも誰だろう。
郵便とかではないだろうし、ご近所さんかなぁ。
なんて天井を見ながら考えているとドアが開いてきょーくんが顔を出した。
「あっ、きょーくん。誰だった?」
寝たままそう問えば、
「あー⋯、真帆」
「えっ?」
「今日休みだったからお見舞いに来たって」
「真帆ちゃん、が⋯?」
「そう」
熱くなんてないのに、むしろ肌寒さを感じるくらいなのに嫌な汗が背中を伝ったのがわかった。
今の今まで私の頭の中に真帆ちゃんの存在はなくて⋯真帆ちゃんの存在を思い出して一気に苦しくなった。
気分が下がったなんて最低な言い方だけど、その言葉が一番しっくりする。



