「誰だろう⋯」
「そういえばおばさん俺と入れ違いで買い物に行くって言ってたから見てこようか?」
「えっ⋯私見てくるよ?」
さすがにきょーくんにそこまでしてもらうのは気が引けてそう言って起き上がろうとしたけれどそれはきょーくんにやんわりと止められた。
「まだ完全に治ったわけじゃないんだから」
「そうだけど⋯」
「大丈夫。見てくるだけだから」
「じゃあ⋯お願いしようかな」
正直、身体も楽になったとはいえ気怠さが残ってるのも事実。
ここはきょーくんに誰が来たのか見てきてもらうことにした。
「じゃあ見てくるから横になってなよ」
「うん」
きょーくんは少しはだけていた毛布をしっかりと肩まで掛け直してから部屋を出た。



