未完成のラブレター。 【完】



放課後、いつもの様に下駄箱へと行けばそこにはきょーくんの姿が。


「梅、帰ろう」


そう言って私の方へと1歩近づいたきょーくんにモヤモヤしたものが込み上げる。



真帆ちゃんじゃなくて、私⋯?


嬉しいような、複雑な感情が入り交じる。