「幼なじみに恋ね~。めちゃくちゃ青春じゃない」

「一切相手にされてないけどね」

「でも朝凄く仲良さそうだったじゃない」

「仲は良いよ、きょーくん優しいし。だけど⋯」



だけど⋯⋯。



「それは私が幼なじみだからであってきっと私が小さい頃から一緒じゃなかったから話す事すら出来てなかった。今だって妹としか思われてないよ」




きょーくんは私を女の子として見てなんてくれない。


この想いが報われる日なんてこない。