「おお、早く帰って」 「んじゃーな」 と言い、私の頭をさりげなく撫でる それと同時に胸が高鳴った 私は何も言わず動けなくなった 「…なんだったの、一体」 馬鹿馬鹿しい、なに動揺してんの… やっぱりあいつ嫌いだわ でも、なんでさっきガスを吸おうとしてたの あいつも吸ってるとか? そんなはずない、薬に反対してるあいつが やってる訳ない 「はぁ…なんでこんな考えてるの、やめやめ」 といい頬をペちっと叩いた