『麻衣ちゃん本当にごめんね。だから、ダンスの練習は平田君と行くから』


さよちゃんは、泣いてる私に優しい言葉もかけずに帰って行った。


家は反対方向。


わざわざ言いに来たの?


なんだか…


悔しいを通り越して、あきれた。


友達になろうと、本気で思ってたのに。