君は友達の友達



そーいやー、あいにく1時間目は担任の社会の授業だ…




呪文みたいで聞きたくなくなるし、魔法のように眠気が襲ってくる。


だから大っ嫌いだ。




「…塚、鷲塚、鷲塚「はいはいはいはい、なんですか?」」




耳を塞いでたら、先生に名前を連呼されてしまった。

これは、ヤバい。

「お前なー、さっきは笹本を取り合って喧嘩してクラス取り乱したのに、今は耳を塞いで俺の話を無視する気か?

ちょっと、頭冷やしてこい。」