俺達がその場を離れようとゲーセンの
外に出ると誰かが勢いよくぶつかってきた



ーードンッ

「ってぇ!!すいません!!」

「おいコラー待ちなさい!!」

俺は咄嗟に手を掴んでしまった。


「なんだよっ離せよ」


俺はすぐに手を離して友達と走り去っていく
後ろ姿を見つめていた。


悠太「なにしたんだろ?店員に追われてたけど。
つかなに、手掴んじゃってんだよ」


蒼太「うっせ」

俺も咄嗟に手を掴んでしまっていた。
なんで掴んだのか分からない。
あの攻撃的な目が俺の頭から離れない。


つか、停学中じゃねぇのかよ。


俺らはその後macへ行く


悠太「あの子やっぱめちゃめちゃ可愛いかったな」

またその話かよ
さっきからあの子の話ばかりする悠太に
俺はイライラしていた。

蒼太「学校で声掛けりゃいいじゃん」


悠太「マジ?!掛けようかな!」


勝手にしろよ、俺は知らないし。