こんにちは、マポンです。


「かわいい戦争」を最後まで読んでくださってありがとうございます!

いかがでしたでしょうか。



本作は、表紙にも書いた「“かわいい”は正義」と「“かわいい”は作れる」の考えのすれ違いや対立を描きました。


璃汰の初登場のときはもしかしたら、海鈴と璃汰の戦争かも、と思った方もいらっしゃるかもしれません。ですが本編を読んでくださった通り、この戦いは2人が敵対するものではなく、正反対の2人が力を合わせて戦うものです。



「かわいい」って一口に言っても、いろんな“かわいい”がありますよね。


璃汰のように素の顔立ちがかわいかったり、海鈴のようにメイクした顔がかわいかったり、ふとした仕草がかわいかったり、声がかわいかったり。男の子にも女の子にも「かわいい」と感じることがあるし、人によって“かわいい”が違うこともある。


そんな“かわいい”の良さや違いを肯定するか、否定するか。

「“かわいい”は正義」と「“かわいい”は作れる」は矛盾なのか、受け入れられるのか。


そう自分に何度も問いかけながら描いたのが、この物語です。



タイトルに「かわいい」がついてるんだから、物語もかわいくしたい!と書いていったのですが、本当にかわいくなっているかはわかりません(笑)


ですが海鈴を始めとした“皆”を愛しながら書きました。


弱くて優しい海鈴、ツンデレな努力家の璃汰、クズな自由人の利希、チャラいのに紳士な未來、短気なツッコミ役の勇祐、ふわふわで無気力なひつじ……他にもいろんな人が登場してきましたが、誰か一人でも好きになってくださると幸いです。


「アイを焦がして、それから」というまろんにスポットを当てたスピンオフも書いたので、よろしければぜひ。



そしてそして! ここでちょっと自慢させてくださいー!

なんと! 前ページの素敵すぎるイラストはふわふうわ様からいただきました! 海鈴と一緒でごきげんな璃汰の図がとてもかわいらしくて一生眺めていられます…(泣)

ふうわ様、ありがとうございます! 神イラストがあるといっそうイメージがふくらみます! かわいいふたりをこれからもぜひ愛でてくださいませ〜❁⃘



長々と失礼しました。

改めて、最後まで読んでくださって本当にありがとうございました!!



あなたにも幸せが訪れますように。



2019/12/22 《執筆終了》
2020/10/10 《修正終了》

マポン