「緊張するのは悪いことじゃないよ。だけどね、リタを好きな人がこんなにいるんだってことは忘れないで」
新しい居場所を作るのはいつだって勇気がいる。
でも、そこで皆が待ってるから。
怖がらなくていい。
迎え入れた先で笑っていて。
「……それ、まろんたちにも言われたわ」
首を傾げれば、璃汰はスマホを操作して画面を見せてきた。
メッセージアプリでの『オンナノコ*ソルジャー』のやり取りだ。卒業してもメッセージを送り合ってたんだ。
そのやり取りの最後に、とある動画が送信されていた。
『リタせんぱーい!!』
わっ、まろんちゃんだ!
画面いっぱいにまろんちゃんのドアップが映ったかと思えば、まろんちゃんが後ろに下がっていく。
『リタ~』
『見えてる?』
『久し振り!』
『元気?』
『リタちゃん、やっほー!!』
すごい!『オンナノコ*ソルジャー』のメンバー勢ぞろいだ!豪華だなぁ!
現メンバー6人はそれぞれピンクのペンライトを持っていた。
『いよいよデビューだね』
『リタが卒業してからあっという間だったなぁ』
『わたしたちも仕事があってイベントには行けないけど、心の中で応援してるからね!』
『ファイト、リタ!』
『あたしたちも仕事頑張るね!』



