かわいい戦争



息……してるよね?

死んでないよね?


不安になるくらいボコボコにされてる。


あれ、勇祐くんがやっちゃったの?全部?



全員やっつけて満足したから、こっちに戻ってきたってこと?


ちゃんと終わりがあると知っていたから、他の3人は黙って傍観を続けてたのだろうか。



「こっちは利希の退屈しのぎにやってたわけじゃねぇんだよ」



いつも通り言い返す勇祐くんは、傷一つ負うどころか呼吸が乱れてもいない。


殺気も感じないし、怖くもない。



本当にいつも通りだ。




「で?俺の話って何?」


「あ、わり~。お前が整形してるって話しちゃった」


「あー、その話ね。いいよ別に」



お互いに気まずくなったり、雰囲気が重たくなったりしないんだ……。


お前のお菓子食べちゃった、みたいな軽いノリで話すから、ちょっと拍子抜けしちゃう。



「海鈴、どこまで聞いた?」


「え、えっと……いじめられてたから整形したって……」


「そうそう、俺をいじめてた奴を見返すためにな」



見返すためっていうのは初耳ですが。



「その後の話は?聞いた?」



続きがあるの!?