だいすきなあなた


「で?そろそろ話してくれない?」

もう待ちくたびれたわ、なんて言ってる花ちゃんはアイスを食べ終わり、次に庵治さんが買ってきたポップコーンに手を出している。

「…え、と」

もう7時過ぎて、夕飯時なんだけどなぁ。なんてぼんやり時計を見ていると、

「よそ見するんじゃないわ!!」

どこからかハリセンを取り出し、机をパーンと叩く。

「ひぃ!話します!話しますからぁ…ハリセンをどうかお収め下さい」

悪代官こと花ちゃんはハリセンをどこかに放り投げ、私に向き直る。

ほかの三人も私に視線を向ける。