茉美「じゃあ放っといて下さい」 そう言って1人で歩き出した私 「俺は星蘭 誠(セイラ マコト)」 もう一度振り返った時 風がぶわっと吹き桜の花びらが散る中 貴方は夕日に包まれていて とても綺麗だった。 この感じ知ってる 前に聖と夕日を見に行った時と同じ 桜の花びらはなかったけど あの日も夕日に包まれていて 私は目が離せなかった。