私が恋した猛獣様

美玲さんと約束があったから、今日は一緒に帰れなかったの?

私は、楽しそうな隼人と美玲さんを見ていられなかった。

無意識に走り出していた。

遠くで、翼と真央の私を呼ぶ声が聞こえる。

でも、立ち止まっていられない。

着いた先は、人の少ない公園。

私は、泣き崩れてしまった。