「あのさぁ、調子のらないでくれる?正直、うざいよ。」
うざい、か。
何もしてないのに?
「りゅうの前から、消えてくれる?」
鈴木さん、人が変わったように私に暴言をはく。
ガン!
「…いったぁ」
蹴られたんだ。
もう、心も体もズタズタに傷がついている。
生きてる意味あるのかな。
「これ以上りゅうに近づいたら、こんなのじゃ済まないから。」
もう、学校になんて、居られない。
私は考えるよりも先に体が動いていた。