今日はりゅうちゃんの家でお泊まり会。
お母さんとお姉ちゃんには彼氏がいるって言っておいた。
そしたら、紹介してねって嬉しそうに言ってくれた。
よかった。
反対されるかと思っていたから。
りゅうちゃんの家までは車で行った。
荷物がなかったらふたりで歩いて行けたのに。
私は荷物を睨んだ。
「こんにちは!」
りゅうちゃんの家は意外と近かった。
「いらっしゃい。竜斗は2階にいるから、ちょっと待っててね。」
りゅうちゃんのお母さんは優しい人だった。
「咲、おはよう。荷物持つよ。」
「おはよう。ありがと!」
りゅうちゃんって優しいしイケメンだよね。
そんなの反則でしょ!