その日の放課後。
クラスの女子に呼び出された。
行きたくない。でも行かなければいけない。
体育館裏に行くと、女子が10人くらいいた。
怖い。
「柿崎さんさぁ、自分が何したかわかってる?」
知ってるよ。でも、そうするしか無かったの。
「前から思ってたけどさ、うざいんだよね。」
前からって何、なんで?私が何したの。
「竜斗くんに近よらないって言うなら、解放してあげる。」
「言わなかったらどうなるか、分かってるでしょ?」
「…やだ。いやだ!」
思わず声が出た。
「は?じゃあ、一生近寄れないようにしてあげる。」
「ヤっちゃって~!」
すると2人の男が出てきた。
犯される。
そう思ったときはもう、服を脱がされていた。
気持ち悪い。
次々に私の中に汚いものが入ってくる。
みんなの前で。
いやだ。
その行為が終わるのをただ待つことしかできなかった。