お昼休み。
教室に戻った。
まあ、私なんていてもいなくても同じ。
いつもならそうだったのに。
「あ、来たよ仮病女!」
「どうせ竜斗くんが好きだから倒れたふりしたんでしょ!」
「最低!」
そんなことをクラスの女子に言われて倒された。
え、何これ。
私、いじめられてるの?
何でよ。
そして、私はいやになって教室を出た。
トイレなら誰にも何もされない。
トイレに駆け込み、泣いた。
誰にも聞こえないように。
すると…
バッシャーン!
「冷た…」
ああ、水かけられたんだ。
笑い声が聞こえる。
なんで、なんでなの!
扉も開かない。
助けて、りゅうちゃん。