「やっぱり遙が答えなかったのが悪いよ」
日菜はまだブツブツと文句を言っている。
「わかった。今度の休みになにか奢る」
渋々そう言うと日菜はパッと笑顔を見せた。
「ほんと!? じゃあ美咲も一緒に行こうよ」
「行く行く! 日菜はどこ行きたい?」
「新しくできたパンケーキ屋さんもいいし、パスタも食べたいしぃ」
2人は同時に目を輝かせて美味しい食べ物屋さんの名前をどんどん上げて行く。
「ちょ、ちょっと! 奢るのは一種類だけだからね!」
あたしは慌てて2人の間に割って入った。
「えぇ、ダメなの?」
ほとんど関係のない美咲が仏頂面になってそう聞いて来た。
「当たり前でしょ!? そもそもあたし、そんなに悪くないし!」
「わかったわった。どこに行くか決めておくね!」
日菜は満面の笑顔でそう言った。
なんだかやられた感あるなぁ……。
あたしは大きくため息を吐きだして、苦笑いを浮かべたのだった。
日菜はまだブツブツと文句を言っている。
「わかった。今度の休みになにか奢る」
渋々そう言うと日菜はパッと笑顔を見せた。
「ほんと!? じゃあ美咲も一緒に行こうよ」
「行く行く! 日菜はどこ行きたい?」
「新しくできたパンケーキ屋さんもいいし、パスタも食べたいしぃ」
2人は同時に目を輝かせて美味しい食べ物屋さんの名前をどんどん上げて行く。
「ちょ、ちょっと! 奢るのは一種類だけだからね!」
あたしは慌てて2人の間に割って入った。
「えぇ、ダメなの?」
ほとんど関係のない美咲が仏頂面になってそう聞いて来た。
「当たり前でしょ!? そもそもあたし、そんなに悪くないし!」
「わかったわった。どこに行くか決めておくね!」
日菜は満面の笑顔でそう言った。
なんだかやられた感あるなぁ……。
あたしは大きくため息を吐きだして、苦笑いを浮かべたのだった。



